-6.png)
2025.04.13[Sun]
目次
YouTubeやSNSを活用した採用広報が当たり前になりつつある今、こんな悩みを抱えていませんか?
- チャンネルを開設したのに、応募につながらない
- 動画を作っても、見られない・共感されない
- 採用ブランディングの成果が見えない
その原因、「演者の人選」にあるかもしれません。採用YouTubeの成功は、企画でも編集でもありません。“誰が話すか”=演者こそが、企業の印象を決定づける最大の要素です。
これから伸びるチャンネルに共通する「演者の特徴」
SNSやYouTubeで成果を出すには、単なる情報提供では不十分です。視聴者を「ファン」に変える、“感情のつながり”を生む人こそが、勝ち残る時代。
以下のような特徴を持つ人物が、これからの時代に最も支持されます。
①「リアル」を見せられる人
上手に話せる必要はありません。むしろ、等身大の自分を見せられる人が強い。成功談だけでなく、失敗や葛藤、乗り越えた経験を語れる人に、視聴者は深く共感します。
例:Vlog形式で、不妊治療を乗り越えた夫婦のドキュメントが大ヒット
→ リアルな経験は、言葉以上に“信頼”を生む
② メッセージが一貫している人
「なぜ発信するのか」「何を伝えたいのか」。その大義や熱意が明確な人は、視聴者を巻き込みやすい。一貫した語り口は信頼につながり、SNS時代の“応援される力”になります。
③ 人間らしさを隠さない人
完璧さよりも、弱さや未熟さにこそ親近感が宿ります。視聴者は「自分と近い」と感じた瞬間に、演者に心を開きます。
たとえば…
- 面接で緊張して失敗した話
- 入社当時はパソコンすら使えなかったけど今はリーダー
- 一度転職を迷ったことがある など
“人間味のあるストーリー”があるだけで、視聴者との距離は一気に縮まります。
④ 誰よりも熱を持っている人
視聴者は“熱”に感化されます。言葉ではなく雰囲気や目線に宿る情熱が、感情を動かすのです。「この人がいるならこの会社で働いてみたい」そんな風に思わせるのは、スキルではなく、“熱意”です。
ファン化が起きると、応募者の質も変わる
単に「動画がバズった」「再生数が増えた」だけでは意味がありません。大切なのは、視聴者がファン化し、応募・紹介・シェアに繋がること。
ファン化とは:
- コンテンツを“楽しむ”だけでなく、“共感”し、“応援”したくなる状態
- 「あの人の会社、気になるから見てみて!」と他者に紹介される状態
- 応募時点で会社に信頼・好感を持ってくれている状態
編集だけで「リアル」は演出できない
完璧なテロップやBGMで取り繕っても、“リアルさ”は演出できません。むしろ、小さな言い間違いや、考え込む表情、笑い合う空気——そうした“素の瞬間”が、視聴者を動かすのです。
とはいえ、すべてをリアルタイムで記録・編集するのは非現実的。場合によっては、再現ドラマ形式や、本人のナレーション付きドキュメント風編集を活用するのも有効です。
まとめ|演者は「人柄」こそ最強の武器になる
これからの採用広報は、「会社の魅力を語ること」ではなく、「誰が、どんな想いで語るか」がすべてを左右します。
情報的価値(制度や福利厚生)と情緒的価値(感情・共感・熱意)の両方を伝えられる人こそ、視聴者をファンに変え、応募へと導く力を持ちます。
採用YouTubeを始めるなら、まず“この人と話したくなるか?”を基準に。
あなたの会社の“あの人”が、きっと未来のファンをつくってくれるはずです。