
【完全保存版】初心者のためのリスティング広告改善ガイド|CVを増やし、CPAを下げる“王道フロー”を解説!
2025.04.12[Sat]
目次
4行でわかる記事の要点まとめ
- リスティング広告の成果を伸ばすための「正しい改善手順」
- コンバージョン数(CV)を増やす方法
- コンバージョン単価(CPA)を下げるためのポイント
- 初心者でも取り組める具体的な施策リスト
成果改善の出発点は「目的の明確化」から
まず最初にやるべきことは、
- CV数を増やしたいのか
- CPAを下げたいのか
このどちらかを明確に決めること。
この「目的の明文化」なしでは、施策がブレてなんとなく運用してしまう状態に陥ります。
リスティング広告・改善の全体像(PDCAフレーム)
成果改善には、以下のような因数分解思考が重要です:
目的 | 改善対象 |
---|---|
CV数を増やす | クリック数 × コンバージョン率 |
CPAを下げる | CPC(クリック単価)↓ or CVR(コンバージョン率)↑ |
この構造に基づいて「どの指標を改善するか?」を判断し、その指標に効く打ち手を選ぶのがポイントです。
CV数を増やす施策(クリック数 or CVRを上げる)
クリック数を増やすには?
- キーワード追加(特にロングテール)
- 完全一致・フレーズ一致の両方を活用
- ただし、コンバージョンに繋がるキーワードだけに絞る
- レスポンシブ広告の有効性アップ
- 広告見出し・説明文は最大数まで記入
- ターゲットキーワードと関連ワードを必ず含める
- 配信エリア・媒体の拡大
- 地域設定が狭すぎないかチェック
- Yahoo!広告やMicrosoft広告にもトライ
コンバージョン率(CVR)を上げるには?
- CVにつながらないキーワードを停止・除外
- CVなし+CPAが高いものは即停止
- 除外キーワードを追加
- 「検索語句レポート」からCPAの悪いものを洗い出し
- LPやファーストビューの見直し(管理画面外施策)
- ファーストビューにベネフィット+CTAを明確に
- 広告文との整合性もチェック
CPAを下げる施策(CPC or CVRの改善)
CPC(クリック単価)を下げるには?
- 入札単価の調整
- CPAに見合っているかを定期的に精査
- 品質スコアを上げる
- 広告の品質が高いと、低入札でも上位表示可能
- 品質スコアの3要素を改善:
- 推定クリック率(CTR)
- 広告の関連性(検索語句と広告文の一致)
- LPの利便性(速度・内容・構造)
改善を成功させるための“意識すべきこと”
- 「なんとなく」ではなく「目標に基づいた改善」
- 施策を打つ前に「どの数字を、どのくらい改善するのか?」を必ず数値で設定
- 定期的(月1など)にキーワード・広告文・除外設定の見直しを行う
- レスポンシブ広告の有効性や媒体別の配信結果を指標で可視化して改善
まとめ:今日から実行できるステップ
ステップ | やること |
---|---|
① 目的を決める | CV数増加 or CPA抑制 |
② 指標を選ぶ | クリック数?CPC?CVR? |
③ 目標値を設定 | 例:CPAを¥10,000以内に |
④ フレームに沿って施策を選ぶ | 本記事の施策表を参照 |
⑤ 毎月振り返ってPDCAを回す | 検索語句・除外・広告文など |